魔導剣士(RUN) - ジョブガイド

魔導剣士
「魔導剣士」は、敵の攻撃を一手に引き受けながら、魔法と同じ8つの属性を身にまとう“エンチャントルーン”を駆使して、特定の属性から身を守ったり、味方の属性攻撃を援護したりもする風変わりな盾役(タンク)です。

例えば敵が氷系のブリザドや麻痺などの攻撃を行ってくるならば、氷に強い火のエンチャントルーンであるイグニスを使って、ダメージの軽減や状態異常のレジストを狙いながら敵対心を上げてパーティメンバーを守る、これが基本的なエンチャントルーンの使い方です。

また、味方が火属性の精霊魔法でマジックバーストを狙う際に、エンチャントルーンと同じ属性の耐性を下げる“ガンビット”“レイク”を敵に使うことで、与える魔法ダメージを飛躍的に伸ばすこともできます。

色々できることが多い盾役であり、タンクとして動きながら同時に他の様々な行動を行うことが求められるジョブなので、知識や慣れが必要なテクニカルなジョブと言えます。

加えて、魔導剣士自体がレベル99以降の冒険者を対象とした拡張ディスク「アドゥリンの魔境」で実装されたジョブであるため、ジョブ専用装備の取得クエストなどもレベル99~アイテムレベルに達したプレイヤー向けのものとなっており、多少上級者向けのジョブ設計になっています。

活躍できるようになるのもよく使うアビリティや装備を取得した後のアイテムレベル帯からで、最初に上げるジョブとして選ぶと苦労することになるでしょう。


魔導剣士のアビリティ「エンチャントルーン」は、リストから発動させる場合は
エンチャントルーンを選んでから8属性のいずれかをもう一度選択しなければいけません。

また、エンチャントルーンを発動させている状態でのみ使えるアビリティは、
「ワード」と「エフューズ」の2つの系統に分けられています。

ワードに属する「ヴァレション」「ヴァリエンス」「フルーグ」「バットゥタ」
「リエモン」は、リストから選んで使う場合はワードど選んでからその中にある
それぞれのアビリティを選ぶ必要があります。

同じようにエフューズに属する「ランジ」「スワイプ」「ガンビット」「レイク」は
エフューズを選んだ後に選択しなければなりません。

このようにアビリティが系統に分かれていてアビリティリストから使うには
面倒な作りになっているため、これらのアビリティはマクロを作って使用するのがおすすめです。
マクロから使う時は、エンチャントルーンやワード、エフューズの記述は必要なく、
「/ja イグニス <me>」「/ja ゲールス <me>」や、
「/ja ヴァレション <me>」「/ja ヴァリエンス <me>」、
「/ja ガンビット <stnpc>」「/ja レイク <stnpc>」のように書けば機能します。



・E.スフォルツォ(SPアビリティ、レベル1~)
 効果時間中に受ける魔法ダメージを0にする。
 効果時間:30秒 再使用時間:1時間

・イグニス(エンチャントルーン)(レベル5~)
 火属性をまとい、氷耐性が上がる。
 通常攻撃に火属性の追加ダメージが発生する。
 効果時間:5分 再使用時間:5秒

・ゲールス(エンチャントルーン)(レベル5~)
 氷属性をまとい、風耐性が上がる。
 通常攻撃に氷属性の追加ダメージが発生する。
 効果時間:5分 再使用時間:5秒

・フラブラ(エンチャントルーン)(レベル5~)
 風属性をまとい、土耐性が上がる。
 通常攻撃に風属性の追加ダメージが発生する。
 効果時間:5分 再使用時間:5秒

・テッルス(エンチャントルーン)(レベル5~)
 土属性をまとい、雷耐性が上がる。
 通常攻撃に土属性の追加ダメージが発生する。
 効果時間:5分 再使用時間:5秒

・スルポール(エンチャントルーン)(レベル5~)
 雷属性をまとい、水耐性が上がる。
 通常攻撃に雷属性の追加ダメージが発生する。
 効果時間:5分 再使用時間:5秒

・ウンダ(エンチャントルーン)(レベル5~)
 水属性をまとい、火耐性が上がる。
 通常攻撃に水属性の追加ダメージが発生する。
 効果時間:5分 再使用時間:5秒

・ルックス(エンチャントルーン)(レベル5~)
 光属性をまとい、闇耐性が上がる。
 通常攻撃に光属性の追加ダメージが発生する。
 効果時間:5分 再使用時間:5秒

・テネブレイ(エンチャントルーン)(レベル5~)
 闇属性をまとい、光耐性が上がる。
 通常攻撃に闇属性の追加ダメージが発生する。
 効果時間:5分 再使用時間:5秒

・ヴァレション(ワード)(レベル10~)
 身にまとっているエンチャントルーンに対応した属性ダメージを減らす。
 効果時間:2分 再使用時間:3分

・ソードプレイ(レベル20~)
 徐々に物理命中率と物理回避率が上がる。
 大ダメージを受けると効果が消えることがある。
 効果時間:2分 再使用時間:5分

・ランジ(エフューズ)(レベル25~)
 身にまとっているエンチャントルーンと同じ属性のダメージを敵に与える。
 エンチャントルーンはすべて消費される。
 再使用時間:3分

・スワイプ(エフューズ)(レベル25~)
 身にまとっているエンチャントルーンのうち、最後に付与したものと
 同じ属性のダメージを敵に与える。
 最後に付与したエンチャントルーンひとつが消費される。
 再使用時間:90秒

・フルーグ(ワード)(レベル40~)
 身にまとっているエンチャントルーンに対応した状態異常になりにくくなる。
 効果時間:2分 再使用時間:3分

・ヴァリエンス(ワード)(レベル50~)
 範囲内のパーティメンバーが受ける属性ダメージを、
 身にまとっているエンチャントルーンに応じて軽減する。
 効果時間:3分 再使用時間:5分

・エンボルド(レベル60~)
 次に受ける強化魔法の効果が上がるが、効果時間が短くなる。
 効果時間:1分 再使用時間:10分

・ビベイシャス(レベル65~)
 自分のHPを回復させる。
 エンチャントルーンが付与されていると回復量が上がり、
 テネブレイが付与されている場合はMPも回復する。
 再使用時間:1分

・ガンビット(エフューズ)(レベル70~)
 身にまとっているエンチャントルーンを消費して、
 エンチャントルーンと同じ属性の敵の魔法防御力を下げる。
 効果時間:1分 再使用時間:5分

・バットゥタ(ワード)(メリットポイントで習得、レベル75~)
 敵の攻撃を受け流す確率が上がる。
 受け流しが成功した時に身にまとっているエンチャントルーンに対応した
 反撃ダメージを敵に与える。
 効果時間:90秒 再使用時間:5分

・レイク(エフューズ)(メリットポイントで習得、レベル75~)
 身にまとっているエンチャントルーンを消費して、
 エンチャントルーンと同じ属性の敵の属性耐性を下げる。
 効果時間:30秒 再使用時間:5分

・リエモン(ワード)(レベル85~)
 身にまとっているエンチャントルーンに対応した属性ダメージを吸収する。
 効果時間:10秒 再使用時間:3分

・ワンフォアオール(レベル95~)
 範囲内のパーティメンバーが受ける魔法ダメージを一定量無効化する。
 効果時間:30秒 再使用時間:5分

・オディリックサブタ(SPアビリティ、レベル96~)
 敵の魔法命中率を大きく下げる。
 効果時間:30秒 再使用時間:1時間
・テナシティ(レベル5~)
 状態異常になりにくくなる。
 レベル25、45、75、80、95で効果が段階的にアップ。

・魔法防御力アップ(レベル10~)
 魔法防御力が上がる。
 レベル30、50、70、76、91、99で効果が段階的にアップ。

・インクァルタタ(レベル15~)
 敵の攻撃を受け流ししやすくなる。
 レベル15、45、75、90で効果が段階的にアップ。

・HPmaxアップ(レベル20~)
 HPの最大値が上がる。
 レベル40、60、80、99で効果が段階的にアップ。

・オートリジェネ(レベル35~)
 自分のHPが徐々に回復する。
 レベル65、95で効果が段階的にアップ。

・タクティカルパリー(レベル40~)
 敵の攻撃を受け流した時にTPが増える。
 レベル60、85で効果が段階的にアップ。

・物理命中率アップ(レベル50~)
 物理命中率が上がる。
 レベル70、90で効果が段階的にアップ。

・インスパイア(メリットポイントで習得、レベル75~)
 ヴァレション、ヴァエリエンスの効果時間中に詠唱速度が短くなる。

・スライトソード(メリットポイントで習得、レベル75~)
 ソードプレイの効果時間中に攻撃相手に与えるTPが少なくなる。
・バストン(レベル4~)
 自身が土属性の魔法と状態異常に耐えやすくなる。

・バスリプル(レベル6~)
 自身が睡眠になりにくくなる。

・バウォタ(レベル8~)
 自身が水属性の魔法と状態異常に耐えやすくなる。

・バポイズン(レベル9~)
 自身が毒になりにくくなる。

・シェル(レベル10~)
 対象の魔法防御力を上げる。

・バパライズ(レベル11~)
 自身が麻痺になりにくくなる。

・バエアロ(レベル12~)
 自身が風属性の魔法と状態異常に耐えやすくなる。

・アクアベール(レベル15~)
 魔法の詠唱が中断されるのを防ぐ。

・バファイ(レベル16~)
 自身が火属性の魔法と状態異常に耐えやすくなる。

・バブライン(レベル17~)
 自身が暗闇になりにくくなる。

・プロテス(レベル20~)
 対象の物理防御力を上げる。

・バブリザ(レベル20~)
 自身が氷属性の魔法と状態異常に耐えやすくなる。

・サイレス(レベル22~)
 敵を静寂状態(魔法が唱えられない状態)にする。

・リジェネ(レベル23~)
 対象のパーティメンバーのHPを徐々に回復させる。

・バサンダ(レベル24~)
 自身が雷属性の魔法と状態異常に耐えやすくなる。

・シェルII(レベル30~)
 対象の魔法防御力を上げる。

・ブリンク(レベル35~)
 単体攻撃を2回避けられる可能性のある幻影を出す。

・バウィルス(レベル38~)
 自身が病気になりにくくなる。

・プロテスII(レベル40~)
 対象の物理防御力を上げる。

・バブレイク(レベル42~)
 自身が石化しにくくなる。

・フラッシュ(レベル45~)
 敵の命中率を短時間の間大きく下げる。敵対心を大きく上げる。

・ブレイズスパイク(レベル45~)
 攻撃してきた敵に炎属性のダメージで反撃する状態になる。

・リジェネII(レベル48~)
 対象のパーティメンバーのHPを徐々に回復させる。

・シェルIII(レベル50~)
 対象の魔法防御力を上げる。

・ストンスキン(レベル55~)
 ダメージを一定量吸収するバリアをはる。

・フォイル(レベル58~)
 敵の特殊攻撃を回避しやすくなる。

・プロテスIII(レベル60~)
 対象の物理防御力を上げる。

・リフレシュ(レベル62~)
 パーティメンバーのMPを徐々に回復させる。

・アイススパイク(レベル65~)
 攻撃してきた敵に氷属性のダメージで反撃する状態になる。
 敵を麻痺状態にすることがある。

・ファランクス(レベル68~)
 自身が受けるダメージを一定量軽減する。

・シェルIV(レベル70~)
 対象の魔法防御力を上げる。

・リジェネIII(レベル70~)
 対象のパーティメンバーのHPを徐々に回復させる。

・バアムネジア(レベル76~)
 自身がアムネジアになりにくくなる。
 ※アムネジア=アビリティが使えない状態。

・プロテスIV(レベル80~)
 対象の物理防御力を上げる。

・ショックスパイク(レベル85~)
 攻撃してきた敵に雷属性のダメージで反撃する状態になる。
 敵をスタン(行動不能)状態にすることがある。

・クルセード(レベル88~)
 敵対心が上がりやすくなる。

・シェルV(レベル90~)
 対象の魔法防御力を上げる。

・リジェネIV(レベル99~)
 対象のパーティメンバーのHPを徐々に回復させる。

・ストライ(ジョブポイント550使用のギフトで習得)
 自身の攻撃がダブルアタックになることがある。
・ハードスラッシュ(両手剣スキル5~)
 TP:ダメージ修正。連携属性:切断。
 最初に覚えるWSとしては強めでレベル上げの主力となる。

・パワースラッシュ(両手剣スキル30~)
 TP:クリティカルヒット確率修正。連携属性:貫通。

・フロストバイト(両手剣スキル70~)
 氷属性ダメージ。TP:ダメージ修正。連携属性:硬化。

・フリーズバイト(両手剣スキル100~)
 氷属性ダメージ。TP:ダメージ修正。連携属性:硬化、炸裂。

・ショックウェーブ(両手剣スキル150~)
 範囲攻撃、追加効果:睡眠。TP:追加効果継続時間修正。連携属性:振動。
 ダメージを与えた直後に範囲内の敵を寝かせることができる。

・クレセントムーン(両手剣スキル175~)
 TP:ダメージ修正。連携属性:切断。

・シックルムーン(両手剣スキル200~)
 2回攻撃。TP:ダメージ修正。連携属性:切断、衝撃。

・スピンスラッシュ(両手剣スキル225~)
 TP:ダメージ修正。連携属性:分解。
 威力が高いのでレベル上げで有効に使える。

・グラウンドストライク(クエストで習得、両手剣スキル250~)
 TP:ダメージ修正。連携属性:分解、湾曲。
 レベル71以上、スキル250以上でバストゥーク鉱山区(J-7)のGumbahから受けられる
 クエストをクリアすると覚えられるイベントWS。
 スピンスラッシュを超える威力で、TPをためるとダメージが伸びやすい。

・ヘラクレススラッシュ(両手剣スキル290~)
 氷属性ダメージ。追加効果:麻痺。TP:追加効果継続時間修正。連携属性:硬化、炸裂、衝撃。

・レゾルーション(メリットポイントで習得、両手剣スキル357~)
 5回攻撃。TP:ダメージ修正。ライオンハート使用時:消費TPに応じたアフターマス発動。
 連携属性:分解、切断。ライオンハート使用時:分解、切断、光。
 クエスト「契約と覚悟、武の道程」をクリアした上で、メリットポイントを
 振ることで使えるようになる武神流秘奥義WS。
 多段攻撃なのでミスしにくく、ダメージも高い。

・デミディエーション(エルゴンウェポン専用WS、クエストで習得可能)
 2回攻撃。TP:ダメージ修正。エピオラトリー使用時:消費TPに応じたアフターマス発動。連携属性:光、分解。
 西アドゥリン(J-10)にいるGaddiuxにレベル99の魔導剣士で話すと
 受けられるクエストをクリアすると習得できる。
 魔導剣士が使えるウェポンスキルの中でも安定したダメージを与えることができる。
魔導剣士を取得するには、まず拡張ディスク「アドゥリンの魔境」エリアに行く必要があります。

アドゥリンの魔境エリアへの行き方は以下のリンクを参照してください。

「アドゥリンの魔境」エリアへの行き方(別ウィンドウで開きます)

魔導剣士を取得するためのクエストは、東アドゥリンで発生します。

まず、クエストをスムーズに進めるために東アドゥリン(F-9)(スカウト・ワークス)のSifa Alaniから「ヤッセの狩り場地図」を手に入れてください。

次に、レベル30以上のジョブで東アドゥリン(I-8)(坂道の途中の足場)にいるOctavienに話しかけます。
クエストの依頼者

選択肢で「はい」を選んでクエストを受けたら、ヤッセの狩り場へ向かいます。

ヤッセの狩り場へは、東アドゥリンの(G-5)のカウンターの中にいるLamaronに話しかけることで出ることができます。

ヤッセの狩り場へと出たら、マウントに乗って下図を参考に(K-7)のYahse Wildflowerを目指します。
ヤッセの狩り場の「Yahse Wildflower」までのルート

着いたらマウントを降りて、Yahse Wildflowerを調べてだいじなものを入手します。

あたりにいる黒いマンドラゴラは襲ってきませんが、海岸にいるオロボン(アンコウのようなモンスター)は襲ってくるので近づかないよう注意してください。
Yahse Wildflower

だいじなものを手に入れたら東アドゥリンの依頼者の元に戻って話しかけます。

イベントシーンが始まるので、「はい」を選択した後に諦めずにエンチャントルーンを引き出すよう挑戦し続けます。
エンチャントルーン:????をを引き出す挑戦

成功までに要する回数はランダムで、運が悪いと100回近くトライすることになります。

無事、ルーンの力を引き出すことに成功すると、クエストが完了となり魔導剣士へジョブチェンジすることができるようになります。
魔導剣士は敵の攻撃を自分に引き付け、パーティを守る盾役(タンク)です。

コンセプトとして物理攻撃向きタンクのナイト、魔法向きタンクの魔導剣士という位置づけはあるものの、魔導剣士も高レベルで装備を揃えていくと物理・魔法両方に対して高い防御力を発揮するジョブとして活躍できます。

特に敵の数が多い場面で敵対心を上げることに優れているため、ナイトに比べて活躍の場が多い傾向にあります。

ただし、魔導剣士が高い性能の盾役として活躍するには様々な装備を手に入れ、鍛えていく必要があり、やはり初めてのジョブとしては育てるハードルが高い=他のジョブを育てて魔導剣士用の装備を揃える足がかりを作った方がスムーズなジョブではあります。

またエンチャントルーンの属性を把握して、敵の攻撃の中で最も厄介なものの属性にたいして優位に立てる強属性のルーンを常に活用できるように、敵の攻撃についてのデータを知ることも重要で、装備や経験だけでなく知識も魔導剣士にとって重要な要素となっています。

このように様々な面で敷居の高い魔導剣士ですが、具体的な動きについても独特な注意点が少なくありません。

まず基本となるのが、その戦闘で有効なエンチャントルーンを3つまとった状態を維持しつつ、ヴァリエンスとヴァレションを交互に使い続けていくことです。

まずエンチャントルーンを付与することで敵の属性攻撃・状態異常に対する耐性がつき、そこにヴァリエンスかヴァレションを使うことでさらに属性ダメージを軽減することができます。

さらに重要なのが、メリットポイントで覚えられるジョブ特性「インスパイア」を最大まで振っていると、ヴァリエンスかヴァレションがかかっている限り自分の魔法詠唱速度が短縮され、敵の攻撃をかいくぐりながらファランクスやフォイルなどの重要な魔法を中断されずに唱えることが可能になります。

この敵の攻撃を受けながら魔法で敵対心を継続して上げていけることが魔導剣士の強みで、エンチャントルーン、ヴァリエンスかヴァレションを維持しながらフォイルやフラッシュを雑に唱えているだけでも敵のターゲットを取り続けることが可能です。

実際にはファランクスによるダメージカットやクルセードによる敵対心アップなども維持しつつ、サポートジョブの魔法やアビリティまで駆使することで真価を発揮しますが、やはり基本はこのエンチャントルーン、ヴァリエンスかヴァレションをキープし続けることになります。

この時気をつけたいのが、ヴァリエンスとヴァレションの上書き関係です。

ヴァリエンスはヴァレションの効果をパーティメンバーにまでかけることができる上位アビリティですが、付与しているルーンの数が同じ場合はヴァレションで上書きされ、ヴァレションをヴァリエンスで上書きすることはできません。

ただし、エンチャントルーンの数がヴァレションをかけた時よりも多くなっていた場合はヴァリエンスで上書きすることができます。

基本的にこれらの仕組みを有効に使うことはありませんが、先にヴァリエンス(効果時間:3分、再使用時間:5分)を使い、ヴァリエンスが切れて再び使えるようになるまでの2分をヴァレション(効果時間:2分、再使用時間:3分)でつなぎ、それが切れたらヴァリエンス……というように交互に使い続けていく形になります。

装備が揃ってくるとそれぞれの効果時間も伸びて扱いやすくなりますが、ヴァレションが切れる前にヴァリエンスを使ってしまい、上書きできずに再使用時間はまだこない、という自体だけは避けなければいけません。

またファランクスをできる限り維持することもとても重要で、高レベルの敵を相手にする戦闘ではファランクスが切れるとダメージを受けとめきれずに崩れてしまう可能性が高くなります。

そのため、ファランクスの効果を上げるために強化魔法スキルが上がる装備や、被ファランクス+がついた装備などを揃えてマクロで適時かけなおせるようにしておくことが重要です。
盾役としての性能に比べアタッカーとしての性能は落ちるため、
魔導剣士が連携に加わる機会はさほど多くありませんが、
高レベルでパーティやフェイスの支援があれば、1人連携も可能です。

・デミディエーション → デミディエーション(光)

また、特殊な例ではありますが両手斧を持ってアーマーブレイクで
敵の防御力ダウンを狙ったり、スチールサイクロンで闇連携の
お手伝いをすることもあります。

・学者による重力連携 → スチールサイクロン(闇)


<他前衛との連携>

●戦士(両手斧)
・デミディエーション → ウッコフューリー(光)
・デミディエーション → アップヒーバル(光)

●モンク(格闘)
・デミディエーション → ビクトリースマイト(光)

●シーフ(短剣)
・デミディエーション → マンダリクスタッブ(光)

●暗黒騎士(両手剣)
・デミディエーション → トアクリーバー(光)

●狩人(射撃)
・デミディエーション → ラストスタンド(光)

●侍(両手刀)
・デミディエーション → 九之太刀・花車(光)

●忍者(片手刀)
・デミディエーション → 瞬(光)

●竜騎士(両手槍)
・デミディエーション → カムラン(光)

●青魔道士(片手剣)
・デミディエーション → シャンデュシニュ(光)

●コルセア(射撃)
・デミディエーション → ラストスタンド(光)

●踊り子(短剣)
・グラウンドストライク → エヴィサレーション(闇)


<フェイス「アヤメ」との連携>
三国いずれかのミッションをランク3にするとバストゥークで習得できるフェイス「アヤメ」は、呼び出し後にこちらが打ったウェポンスキルを記憶して、連携がつながるウェポンスキルをトスとして打ってくれる便利なフェイスです。
レベル2連携(核熱・分解・湾曲・重力)やレベル3連携(光・闇)を狙えば、大ダメージを狙ったりウェポンスキル習得クエストのポイントを効率良くためるのに役立ちます。
ただし、アヤメが連携できないウェポンスキルを打つとトスをしてくれないので、下記の例を参考にしてください。

・四之太刀・陽炎 → ヘラクレススラッシュ(核熱・1回3ポイント)

・九之太刀・花車 → スピンスラッシュ(光・1回5ポイント)

・九之太刀・花車 → グラウンドストライク(光・1回5ポイント)

・九之太刀・花車 → レゾルーション(光・1回5ポイント)

両手剣ではグラウンドストライク(300ポイント)とデミディエーション(300ポイント)の習得クエストで連携ポイント稼ぎが必要になります。
<武器>
・レベル98まで
ジョブ取得時にもらったソビロクレイモアから始めて、エミネンスと交換できる両手剣をレベルに応じて交換しましょう。

・レベル99になったら
エミネンスと交換できるエミネンソード(IL117)→東アドゥリンのPCK.ワークスで戦績と交換できるH.クレイモア(IL119)と乗り換えるのが最初の目標です。

H.クレイモアは優れた武器ではありませんが、アイテムレベルが119になることでフェイスのレベルも119になるため、より良い装備を手に入れるための足がかりになります。
武器・防具がIL119になれば、三国・ジラート・プロマシア・アトルガン・アルタナのミッションやコンテンツもスムーズにクリアできるでしょう。

ここから先は、IL119の両手剣の中でより魔導剣士向きのものを揃えていくことになります。

まずは星唄ミッションを進めてエスカ-ジ・タ、エスカ-ル・オン、醴泉島に行けるようにして、各エリア入口のNPCに話しかけて参加する「ドメインベージョン」に通います。

このドメインベージョンに参加するとドメインポイントがたまり、ためたポイントと交換でノーグの(I-7)にいるZurimから武具やアイテムをもらうことができます。

まずはコツコツとポイントをためて200ポイントで交換できるバイデンハンダーと交換することを目指しましょう。バイデンハンダーはIL119の両手剣の中でも比較的優れた武器です。

さらに、ドメインポイント10で交換できるグレーリキッド+2を使うことで、追加性能(オーグメント)をつけて強化することもできます。武器とグレーリキッド+2が揃ったら、ノーグの(I-7)にいるNolanに説明を聞きつつ性能を強化してください。

この辺りで、フェイスと共にアドゥリンミッションや星唄ミッションのクリア、アンバスケード第2章などのコンテンツの攻略も可能になっていきます。

次に、アンバスケード第2章のふつう以上をクリアすると、ジュノ港(E-6)にいるOboroというNPC魔導剣士専用の両手剣を作ってもらうことが可能になります。

・エーティル(Oboro製ジョブ専用装備)
材料:セフエジの爪、ツバイハンダー、ナーガン
手数料:「深成岩、餅鉄、リフトボウルダー」のどれか一種を150個

材料や手数料は、競売などで揃えることになるでしょう。エミネンスで交換できるレベル98以下の武器を売却するなどして金策をしましょう。

エーティルは盾役として立ち振る舞うための性能が高く、星唄ミッションのクリアも目指すことができます。また、星唄ミッションをクリアすることで、この武器をさらにOboroに強化してもらうこともできます。

エーティルより強い武器を求めるならば、伝説の武器エピオラトリー(エルゴンウェポン)の入手を目指すことになりますが、時間や手間、仲間との協力を得た上で試練をこなしていく必要があります。


<防具>
・レベル98まで
レベル50までの防具はエミネンスと交換で手に入るものをレベルに応じて交換して使います。

・レベル99になったら
エミネンスと交換できるエスピル装備(IL117)→東アドゥリンのPCK.ワークスで戦績と交換できるSN+1装備(IL119)で全身IL119にすることが最初の目標となります。
その後は、

・ジョブ専用のクエストで手に入れたAF
・AFをすべて入手した後にクエストをこなすことで手に入るレリック装束
・レリック装束入手クエスト後に受けられる追加クエストで手に入るエンピリアン装束

これらの装備から優秀な部位を選んで作成していくと、魔導剣士として盾役を担う上で中心となる防具が揃っていきます。最初はアイテムレベルが109ですが、IL119、IL119+2……と段階的に強化することが可能です。

ファストキャストの効果が高いAFの頭、ヴァレション・ヴァリエンスの効果時間が伸びるAFの胴、ガンビットの効果時間が伸びるAFの手、被ファランクスの効果が高いレリック装束の頭、強化魔法の効果時間が伸びて詠唱時間が縮まるレリック装束の脚、レイクの効果時間を伸ばせるレリック装束の足、強化魔法の効果時間が伸びて詠唱中断率も下がるエンピリアン装束の頭、敵対心+と被ダメージ-が高いレベルで共存しているエンピリアン装束の脚と足などはぜひ作成したいところです。

またこれらの装備以外では、敵のターゲットを取るための敵対心+装備や、ダメージを軽減するための被ダメージ-装備、ファランクスの効果を上げるための被ファランクス+がついた装備など、魔導剣士ならではの装備も揃えていくことになります。