サポートジョブ

レベル上げ序盤の目標のひとつとして、まずはサポートジョブの修得を目指しましょう。

サポートジョブとは

サポートジョブとは、現在就いているジョブの補助として他のジョブの能力を追加で使える仕組みです。プレイヤーの間では、「サポ」と略して呼ばれています。

サポートジョブに対して、現在就いているジョブのことを「メインジョブ」と呼びます。

例えば、メインジョブが黒魔道士レベル20のプレイヤーが、サポートジョブに白魔道士を選ぶと、メインジョブの半分のレベル10までの白魔道士の魔法やアビリティが使えるようになります。

また、ステータス(能力値)にもサポートジョブに応じたボーナスが付き、少しですが全体的に能力も上がります。
よく使われるサポートジョブの例

「サポ」を取れるレベルまで上げるために

サポートジョブを手に入れるためには、レベルを18まで上げる必要があります。
そのために、まずレベルを手早く上げる助けになる「経験値ボーナスアイテム」を手に入れます。

最初に、ここまでのレベル上げでウェポンスキルを覚えているかどうかを確認してください。

十字キーを押して自分の上にカーソルが出ている状態にして、決定ボタンを押します。
左下に小さいメニューが出てくるので、「アビリティ」を選択して決定ボタンを押します。

すると、さらにアビリティのメニューが表示されるので「ウェポンスキル」を選びます。
アビリティを選択
ウェポンスキルを選択


ウェポンスキルを覚えている場合、ここにひとつ技の名前が表示されます。

ウェポンスキルを覚えていない場合は、「使用可能なアビリティがありません。」と表示されます。
ウェポンスキルを覚えているかどうか

もし、まだウェポンスキルを覚えていなかったら、町の外に出てとにかく武器で敵を殴ってください。

そうすると、武器スキルがだんだん上がっていき、スキルが5を超えるとウェポンスキルを習得します。

この時注意したいのは、ジョブによってはウェポンスキルを覚えない武器種もある点です。
最初から持っている武器を使っているなら必ずウェポンスキルを覚えるので問題ないのですが、エミネンスで違う種類の武器をもらった場合は注意です。

戦士なら片手剣か両手斧か片手斧、モンクなら格闘、白魔道士なら片手棍か両手棍、黒魔道士も片手棍か両手棍、赤魔道士なら片手剣か短剣、シーフなら短剣か片手剣を選んでスキルを上げてください。

スキルが5を超えると、自動的にウェポンスキルを習得します。
ウェポンスキル習得

ウェポンスキルを覚えたら、チュートリアルを進めて経験値ボーナスアイテムをもらいます。

まず、各国のチュートリアル担当NPCに話してください。三国ともチュートリアル担当NPCはエミネンスNPCのすぐ近くにいます。

サンドリアは南サンドリア(G-10)のAlaune(赤い髪のエルヴァーン女性)、バストゥークはバストゥーク商業区(D-11)のGulldago(ガルカ)、ウィンダスはウィンダス森の区(K-10)のSelele(緑色の髪のタルタル女性)です。
チュートリアル担当NPC

“レベル5まで上げる”のページの流れで「シグネットをかける」の課題をクリアしていれば、次の課題が言い渡されます。

内容は、「食事をとった状態で話しかける」というものです。ここまでのエミネンスやチュートリアルの報酬で干し肉をもらっているので、これをメニューの「アイテム」から使ってもう一度話します。
これで食事の課題はクリアです。

次に、もう一度話しかけると「ウェポンスキルを覚える」という課題を出されます。すでにウェポンスキルは覚えたので、すぐにもう一度話して「理解した」を選べばウェポンスキルの課題はクリアとなります。

同時に「競売所に行く」という課題を出されるので、競売所に向かいましょう。チュートリアルNPCから最寄りの競売所は、南サンドリア(I-9)、バストゥーク商業区(E-8)、ウィンダス森の区(J-12)です。
南サンドリアの競売所

バストゥーク商業区の競売所

ウィンダス森の区の競売所


競売所は他のプレイヤーが出品したアイテムを買ったり、自分で売りに出すことができる施設です。

競売所の機能を使うには、木枠の窓口(Auction Counter)にカーソルをあわせて決定ボタンを押します。

十字キーを押してカーソルを出して左右で動かし、右下に「Auction Counter」と表示される窓口を探してみてください。
位置がわかっている場合は、近寄って方向をあわせて決定ボタンを押すだけでも「Auction Counter」にカーソルが表示されます。

決定ボタンを押して「Auction Counter」を調べると、「競売所に行く」の課題はクリアです。
競売所のカウンター

チュートリアル担当NPCのもとへ戻って報告をすると、「だいじなもの:コンクェスト奨励特別券」がもらえます。
これは、経験値にボーナスが付くアイテムと交換できるものです。
コンクェスト奨励特別券

アイテムを交換してくれるのは、各国のガードです。シグネットをかけてくれる、名前の後ろに「,T.K.」「,I.M.」「,W.W.」などが付いているNPCですね。

チュートリアルNPCの近くにいるので、話しかけて「個人戦績をアイテムと交換したい」を選び、次に「配給品(全ランク対象)」を選んでください。

表示されたリストの1ページ目の下の方にある「戦車の指輪」「女帝の指輪」「皇帝の指輪」の3つが、交換に必要なポイントが0になっているのがわかります。これが、「コンクェスト奨励特別券」の効果です。
コンクェスト奨励特別券

この三種の指輪は、どれも敵を倒した時にもらえる経験値を増やしてくれるアイテムです。

アイテムの説明欄の一番下の行に水色の文字で書かれている数字の意味は、以下の通りです。

例)「戦車の指輪」の場合
< 7/7(1) 0:05(2) / [ 15:00(3) , 0:05(4) ] >

 (1) 7/7 → 残り使用回数7回 / 最大7回使える
 (2) 0:05 → 装備すると秒数が05、04、03…と減っていき、0になると使える
 (3) 15:00 → 15分に1回使える
 (4) 0:05 → 装備してから5秒後に使えるようになる


三種類の指輪の違いは、使える回数(週が変わると回数を回復できる)、経験値ボーナスの最大値です。

下の画像を参考に、自分のプレイスタイルにあわせてもらってみてください。迷うようなら、おすすめは皇帝の指輪です。
どれをもらっても、これらの指輪を使えばレベルが上がるスピードが格段に早くなります。
経験値ボーナス指輪

レベルを上げて“港町”を目指す

経験値ボーナスアイテムを手に入れたところで、いざレベル上げの開始です。
「サポ」を修得できるレベル18を少し超えてレベル20以上になるまで、経験値指輪を使いながらレベルを上げましょう。

まずはもらった指輪を使います。

メニューの「装備変更」から、指輪を装備するスロット「Ring1」「Ring2」のどちらかに指輪を装備して、メニューのアイテムを開いて装備した指輪を選び、「使う」を選択して使用します。

画面左上に「EXP」と書かれた赤いアイコンが表示されたら、経験値ボーナスがかかっている状態です。
指輪を装備

指輪を使う

経験値ボーナス状態


経験値ボーナスがかかったので、がっつりとレベルを上げていきましょう!

またこの時、敵からとは別枠で経験値がさらに手に入る「エミネンス」も忘れずに受けて戦いましょう。経験値だけでなく、この先冒険に役立つ様々なポイントを稼ぐこともできます。

特に、達成しやすい以下のエミネンスは常に受けておくことをおすすめします。
  • 「戦闘:広域」→「全般」→「モンスター討伐数合計」
  • 「戦闘:広域」→「全般」→「ダメージ合計」
  • 「戦闘:広域」→「全般」→「被ダメージ合計」
  • 「戦闘:広域」→「全般」→「ウェポンスキル使用回数」
  • 「戦闘:広域」→「戦利品1」→「戦利品(土のクリスタル)」などのクリスタル
  • 「戦闘:エリア別」→戦闘するエリア(サンドリア方面はオリジナルエリア1、バストゥーク方面はオリジナルエリア2、ウィンダス方面はオリジナルエリア3)
  • 「ユニティ」→「ユニティ:共有C」→「モンスター討伐数合計(UC)」
  • 「その他」→「デイリー目標」→「モンスター討伐数合計(D)」
どれもレベル上げをしている途中でクリアできるもので、これらのエミネンスでもらえるポイントでお金稼ぎやエリアワープなどの恩恵が受けられるので、必ず受けておいてください。

一度に受けられるエミネンスは30までですが、オファーリストから目標を解除することもできます。
常に受けておきたいエミネンス


まずは、スタートした国の周辺エリアでレベルを上げます。自分のレベルが上がると敵が自分より弱くなっていき、もらえる経験値が減り、いずれは経験値がもらえなくなります。

敵にカーソルをあわせて「調べる」を選んだ時に「練習相手にもならない」と表示されたら、その敵は自分より弱すぎて経験値がもらえません。

ですから、経験値がもらえる敵を求めてエリアを移動しながら戦闘をしていきます。

ただし、エリアを移動するとかなり強い敵に出くわすこともあります。調べた時に「とてもとても強い相手」と表示される敵は、負ける可能性があります。

また、真っ黒な半球形の体で浮いているゴースト族、きれいな色をした土水風などの精霊で「~Elemental」という名前のついたエレメンタル族は、強さの表示に関わらず勝てない可能性が高いです。

さらに、通常の敵と姿はほぼ同じなのに名前が1匹だけ違っていて、調べると「計り知れない強さ」と表示される敵は、ノートリアスモンスター(NM)と呼ばれる特別に凶暴な敵です。

これらの危険な敵には、見つからないように注意して避けてください。
危険な敵


難敵を避けつつ、レベルを上げながら移動します。

敵の強さにあわせたエリア移動のめやすは、下の画像の通りです。

あくまでめやすではありますが、「サポ」が取れる町を目指しながら進めるようになっていますので、参考にしてみてください。

また、新しいエリアに入った時は、必ずそのエリアのエミネンス(エリア別)と、フィールドマニュアルを調べて自主訓練を受けるようにしてください。
経験値が上乗せされ、ポイントも貯まります。
レベル上げしながらのエリア移動のめやす

サンドリアかバストゥークから出発した場合は港町「セルビナ」、ウィンダスから出発した場合は港町「マウラ」と、上の画像の終着地点にはそれぞれ町があります。

道中のマップで確認できる本やクリスタルのアイコンにはできるだけ触れてワープを開通し、レベルを20以上に上げながらこの港町までのルートを進んでください。


港町で「ヴァナ・ディールの星唄」を進める

無事、レベルを上げながら港町「セルビナ」もしくは「マウラ」に着くと、「ヴァナ・ディールの星唄」ミッション(通称「星唄」)の続きが始まります。

続きというのも、実はここまでの途中、レベル3以上で出発した町に戻った時に、「星唄」の始まりである下の画像のような和装の少女が巨大なクリスタルのもとに降り立つイベントを見ているはずなのです。

このお話の続きが始まるというわけです。
「ヴァナ・ディールの星唄」の始まり

まずセルビナかマウラに入ると、町長官邸・総督府に行けというイベントが流れます。

この指示に従って、セルビナの場合は(F-9)にいるNaillina(エルヴァーン女性)、マウラの場合は(F-9)にいるNumi Adaligo(ミスラ)に話しかけます。

また、この時ついでに町の中にあるホームポイントを調べておくのも忘れないでください。一度触っておけば、この港町までワープすることができます。
セルビナ・マウラの町長官邸・総督府

NPCに話しかけたら、「冒険者を探してる?」を選んでください。

するとイベントがあり、セルビナの場合は「蜂花粉」を3つ、マウラの場合は「マンドラゴラの露」を3つ、集めてくるように依頼されます。

イベント中で説明があった通り、このアイテムはレベル上げの途中で通った「ゲートクリスタルがあった白い大きな建物」、ホラの岩・デムの岩・メアの岩があるエリアにいるモンスターを倒すと、たまに手に入ります。

セルビナの場合はコンシュタット高地、マウラの場合はタロンギ大峡谷に行き、モンスターを狩ってアイテムを3つ集めます。

ちなみに、ラテーヌ高原はHuge Waspの生息数が少なく生息範囲もバラバラで狩りにくいので、今回のアイテム集めには向いていません。セルビナからはコンシュタット高地へ向かいましょう。

この時、サンドリアから来た場合はコンシュタット高地の地図(バストゥーク周辺地図)を持っていないので、セルビナ(I-7)にいるLombariaから、バストゥーク周辺地図を買っておいてください。

出身国に関わらず、このタイミングでサンドリア周辺地図、バストゥーク周辺地図、ウィンダス周辺地図、ジュノ周辺地図を買っておくと便利です。

マウラの場合は、(H-9)にいるLudwigが地図を売ってくれます。

地図を手に入れたら、お目当てのアイテムを取りにいきましょう。

「蜂花粉」を落とすモンスターは蜂族のHuge Wasp、「マンドラゴラの露」を落とすモンスターはマンドラゴラ族のPygmaioiです。下の画像で表示されている生息域に対象のモンスターがいるので、移動して狩りまくってください。

アイテムを落とす確率は低めですが、レベルが上がっているので敵は強くありません。粘り強くアイテムを3つ集めましょう。
Huge WaspとPygmaioiの分布図

敵からアイテムを3つ手に入れることができたら、港町に戻ります。

道中に経験値がもらえる敵がいたら、できるだけ倒してレベルを上げてしまうのも良いでしょう。

港町に着いたら、セルビナの場合は町長官邸(F-9)にいるAbelard(ヒューム男性老人)、マウラの場合は総督府(F-9)にいるEkokoko(タルタル女性)に集めてきたアイテムをトレードします。

3つすべてを一度にトレードする必要があるので、メニューの「トレード」を選んでアイテムを選択したら、十字キーの上を押して数を3に増やして「決定」して渡してください。
蜂花粉・マンドラゴラの露を渡す

蜂花粉・マンドラゴラの露を3つ渡すとイベントが起き、「だいじなもの:ギルガメッシュの紹介状」が手に入ります。

このアイテムを持っていれば、サポートジョブを修得するクエストがクリアできます。


サポートジョブ修得

「ギルガメッシュの紹介状」が手に入ったので、サポートジョブを修得しましょう。

セルビナの場合は(G-10)にいるIsacio(エルヴァーン男性老人)に、マウラの場合は下段の(G-10)にいるVera(ヒューム女性老人)に話しかけてください。
サポートジョブクエストのNPC

クエストを依頼されるので受けます。要求されるアイテム「ギルガメッシュの紹介状」はすでに持っているので、もう一度話しかけてクリアします。

これで、サポートジョブを使えるようになりました。早速、サポートジョブを設定してみましょう。

モグハウスの機能を一部使える「ノマドモーグリ(Nomad Moogle)」がセルビナの(J-9)とマウラの上段(H-8)にいるので、話しかけて「ジョブチェンジ」から「サポートジョブ」を選び、どれかのジョブをサポに設定してみましょう。
ノマドモーグリ

まだサポートジョブのレベルを上げていないので大幅な能力の変化はありませんが、下の画像を見るとサポを付けるだけでも能力値が上がっていることがわかります。
サポートジョブの設定例

能力値だけでなくアビリティや魔法も使いこなすため、いずれサポートジョブも上げることになりますが、ここでは一度「星唄ミッション」をさらに進めてみましょう。


「星唄」をさらに進める

蜂花粉・マンドラゴラの露をトレードした際のイベントで、「船を用意したからノーグへ来い」と言われました。

「星唄ミッション」をもう少し進めるために、この用意された船に乗ってノーグへと行ってみましょう。

セルビナの場合は(H-10)にいるPacomart(エルヴァーン男性)、マウラの場合は(H-9)にいるTonasav(ヒューム男性)に話しかけて、ノーグへと連れて行ってもらいます。
ノーグへの船出

ノーグに着いたら、トンネルを抜けて大きな階段を上がった奥にあるOaken Door(K-8)を目指します。この状態では地図がないので、下の画像を参考に進んでください。

このドアを調べると、イベントが始まります。
ノーグ地図・Oaken Doorの位置

イベントを見終わると、「だいじなもの:醴泉神社の勾玉」が手に入ります。

続いて、もう一度ドアを調べてください。次のイベントが始まります。

二度目のイベントの後、「だいじなもの:星唄の煌めき【一奏】」がもらえます。

この「星唄の煌めき」は、星唄ミッションを進めていくと一奏、ニ奏、三奏…と増えていくのですが、増えるに連れて色々な恩恵がどんどん受けられる、非常に重要なアイテムです。

例えば、今「星唄の煌めき【一奏】」をもらったことで、敵を倒した時に得られる経験値が30%増え、呼び出せるフェイスの数が1体増えて4体までになり、ホームポイント間やサバイバルガイド(本)間をワープする時にかかる費用が割引になります。

これが、サポートジョブ修得と並んで序盤最大の目標でもあったわけです。これで戦闘も移動も格段に楽になります。


ちなみに、ノーグには2つのホームポイントと1つのサバイバルガイドがあります。これもワープができるように調べておいてください。

また、ノーグに着いた時にいた場所(G-7)にいるGottna(ガルカ)に話しかけると、セルビナかマウラへ無料で運んでくれます。

次に、サポートジョブに加えて星唄の煌めき【一奏】を手に入れたところで、移動をさらに便利にしてくれるマウントの入手を目指しましょう。