所属国の選択

所属できる3つの国

冒険を始めるにあたって、通称「三国(さんごく)」と呼ばれる3つの国のいずれかに所属します。

どの国で始めるかは自由です。それぞれの国に「ミッション」と呼ばれるメインストーリーが存在しますが、所属国を移籍することによって、最初に始めた所属国以外のストーリーも楽しむことが可能です。

所属できる3つの国は、以下の通りです。


サンドリア王国


サンドリア王国
他の二国から西北、クォン大陸北方に位置するサンドリア王国は、エルヴァーンが建国した騎士の国です。森の中にたたずむ防壁に囲まれた街は、中世の王城を思わせます。

国政は王家の当主が代々国王に就く王政で、国王はデスティン・R・ドラギーユ。2つの騎士団を擁する軍事大国ですが、現在は国力が衰えつつあり「老いたる、眠れる獅子」と呼ばれてしまう有様です。そんな中でも、エルヴァーンの騎士たちは日々剣術を磨き戦いに赴いています。

ミッションは、サンドリアを狙う獣人「オーク」との戦いと、サンドリアに伝わる伝説の「聖剣」を中心にストーリーが繰り広げられます。


バストゥーク共和国


バストゥーク共和国
クォン大陸の南端に構えるバストゥーク共和国は、機械技術の開発に優れたヒュームが建国した国です。露出した岩肌が続く荒れ果てた大地にありながら、鉱山資源と加工技術により発展を遂げてきました。

大統領はリヒター・カルストで、バストゥークの国民の半数を数えるヒュームから選任されています。国民の30%を占める移民種族ガルカは、力が強いため労働力として活躍してきましたが、差別的な扱いがなくならず社会問題となっています。

ミッションは、敵対する獣人「クゥダフ」の討伐に当たる大統領の直属部隊「ミスリル銃士隊」の任務や、ガルカの歴史に深く関わる「語り部」にまつわるストーリーとなっています。


ウィンダス連邦


ウィンダス連邦
他二国から見て東南東、ミンダルシア大陸の南にあるウィンダス連邦は、タルタルたちが暮らす魔法の都です。20年前の大戦時に傭兵としてウィンダスと共に戦った種族ミスラたちも生活しています。

多くの部族を束ねる連邦の長は「星の神子」と呼ばれる女性で、彼女の予言である「星読み」を元に国の方針が決められています。院と呼ばれる研究機関があることも特徴で、著名な博士たちを筆頭とした学術都市としての一面も持っています。

ミッションは、ウィンダスを支える魔力の源「星の大樹」と呼ばれる巨木の衰退や、ウィンダス制圧を目論む獣人「ヤグード」との確執、そして大戦時に没した英雄「カラハバルハ」の謎を中心に展開します。


種族ごとの特典

各国のリング
所属できる国は以上ですが、特定の種族で関係の深い所属国でスタートすると、序盤で活躍する指輪を持った状態でゲームがスタートします。

エルヴァーンがサンドリアで始めた場合は「サンドリアリング」が、ヒュームとガルカがバストゥークで始めた場合は「バストゥークリング」が、タルタルとミスラがウィンダスで始めた場合は「ウィンダスリング」が、それぞれ最初から所持品に入っています。

性能的には序盤でしか出番がないものなので、ちょっとしたおまけ程度と考えてください。


おすすめの所属国


前述の通り、どの所属国で始めるかは自由ですが、あえておすすめを挙げるなら次のようになります
(管理人の主観入りまくりです。)

まず、スムーズに冒険を進めて行きたいのならば、サンドリア王国がおすすめです。店が充実していて、三国の中では街の中身も比較的わかりやすい配置で、隣接するロンフォールの森からその先へとわかりやすく配置されたエリアは、レベル上げするのに利便性が高い作りになっています。
快適なレベル上げを優先するならばサンドリアがおすすめです。

次に、とにかくストーリーのおもしろいミッションを遊びたいのであれば、ウィンダス連邦がおすすめです。国内のマップがかなり広く、ミッションも手間のかかるものが多めで効率よくサクサクとは進まないのですが、多くのプレイヤーが三国ミッションの中ではウィンダスが一番おもしろいと評価しています。ストーリーのおもしろさを重視するならばウィンダスがおすすめです。

バストゥークは、街は機能的でレベル上げにも困らない環境なのですが、他の二国に比べるとやや魅力に欠ける部分が否めません。それでも普通の国から始めるのは癪だ!という方にはぜひバストゥークをおすすめします。

また、合成や釣りに手を出したいと考えているのなら、ギルドがある国でスタートするのも良いでしょう。
サンドリアには鍛冶、木工、革細工のギルドが、バストゥークには鍛冶、彫金、錬金術のギルドが、ウィンダスには調理、裁縫、骨細工、釣りのギルドがあります。


以上でキャラクター作成は完了です。すぐに冒険の物語が始まります。

まずは序盤の第一歩として、「最初のお使い」へと行ってみましょう。