種族の選択

キャラクター作成で最初に選ぶのは、種族です。

FF11には5つの種族が存在します。
種族ごとに見た目や特徴などを見ていきましょう。

能力的な特徴も書いていますが、種族ごとの能力差は現在のFF11では誤差と言って良いレベルなので、基本的には見た目で決めてしまって大丈夫です。


ヒューム(男性/女性)

ヒューム
ヒュームは現実世界の人間とほぼ同じ見た目の、平均的な能力を持つ種族です。

男性・女性ともに普通な容姿から個性的な容姿までバラエティに富んでおり、得手不得手なくどのジョブにも適正を発揮します。
何かに特別秀でた点もありませんが、デメリットらしいデメリットもないところが特徴と言えます。

バストゥーク共和国に多く住んでおり、工業技術の開発に優れた種族でもあります。


エルヴァーン(男性/女性)

エルヴァーン
エルヴァーンは長身でやせ型、耳や首、手足の長い種族です。

容姿はみな端麗で長髪が多く、美男美女が揃っています。
能力は力や体力に優れ信心が強いので、前衛職や白魔道士、ナイトに特に適正があります。

サンドリア王国に多く住んでおり、伝統を重んじる騎士の国の住人である一方、誇りが高すぎるきらいもあります。


タルタル(男性/女性)

タルタル
タルタルは小さな体に長い耳と黒っぽい鼻を持ち、年齢を経てもあまり姿の変わらない妖精のような種族です。

姿がかわいらしいのでどんな装備でも似合う反面、小さいので手足の装備を変えても見た目の違いがが分かりにくかったり、男女で同じ見た目になる装備が非常に多い(ヒュームとエルヴァーンは、同じ装備でも男女でグラフィックが違う場合がほとんど)という注意点(?)もあります。
能力は魔力に長けていて、特に黒魔道士や召喚士に向いています。

ウィンダス連邦を主な居住地としていて、古くから魔法の力で大陸の覇権を左右してきた歴史を持ちます。


ミスラ(女性)

ミスラ
ミスラは猫のような耳としっぽをもった種族です。女性しか選べません。

プレイヤーが行くことのできない遠い南方の大陸出身で、男性は数が少なく本国から出ることがほぼないため、見かけるミスラは基本的にすべて女性です。
能力は見た目どおり素早く、器用さも高いためシーフや狩人に特に向いています。

南方の本国と同盟関係にあるウィンダスやカザムに多くが暮らしており、それぞれの街に族長と呼ばれる長を置いています。


ガルカ(男性)

ガルカ
ガルカは特に腕と上半身が発達した巨大な体に、薄く灰緑色のかかった肌と尻尾をもった種族です。

男性しかおらず長命で、記憶をなくすかわりに若く新しい体を得る「転生の旅」を行うことで種を存続しています。
力のみを見るならば実はエルヴァーンの方が上なのですが、腕力・器用さ・耐久力の総合力で前衛職として幅広く活躍できます。

ガルカの多くは亡き祖国からバストゥーク共和国へ移り住んできた移民で、鉱山開発などの力仕事に従事しています。


種族選びの基準

FF11のプレイヤーキャラとして選べる種族は以上です。

種族を選ぶ上で気をつけなければならないことは特になく、冒頭でも書いたとおり現在のFF11では種族間の能力差はごくわずかと言って差し支えないレベルに平均化されています。

上記の紹介での能力考察は事実ではありますが、ほぼ設定上のものと言って良く、プレイには影響はありません。タルタルで前衛をやっても、ガルカで魔道士をやっても、明らかに差がわかるような能力差は出ません。

「このジョブにはこの種族が適しているから他はダメ」といった考えは必要ないでしょう。むしろ、好きな見た目でいろんなジョブをやってみる方が楽しめます。

ですから、見た目の好みで種族を選ぶのが後悔もなく一番良い種族選びの基準と言って良いと思います。


フェイスタイプとサイズ

種族を決めたら、フェイスタイプ(顔のタイプ)と髪の色を決めます。

タルタル以外の種族は8種類のフェイスタイプと2種類の髪色から、タルタルは実質4種類のフェイスタイプと4種類の髪色から選ぶことができます。

ヒューム男性のフェイスタイプ

ヒューム女性のフェイスタイプ

エルヴァーン男性のフェイスタイプ

エルヴァーン女性のフェイスタイプ

タルタル男性のフェイスタイプ

タルタル女性のフェイスタイプ

ミスラのフェイスタイプ

ガルカのフェイスタイプ


次に、サイズをS・M・Lから選びます。Mが標準的な大きさで、Sはひとまわり小さめ、Lはひとまわり大きめのキャラクターになります。

フェイスタイプもサイズも能力には一切影響がないので、好みで選んでください。

種族・フェイスタイプ・サイズが決まったら、次は初期ジョブの選択に進みましょう。